7万3千円しか株式市場に投入しない理由 その2

株式投資

配当利回り重視の作戦に切り替えるも

たかが数冊の本を読んで投資を開始し、30万円を半年ほどで14万円まで減らしてしまったことで、ケチな私はたいへん心が痛んだ。しかし、心を痛めていてもなにも始まらないと、ここから少しでも挽回しなければという思いで、次の作戦に出た。

不動産投資と同じように利回りで攻めるべきだと根拠も無く思い込み、残っている14万円のうち、すでに購入済の株は塩漬けとし、残りの買付余力で買える配当利回りの良い株を探した。その時に配当利回りが高く、単元株数が少ないものとして、10株単元の消費者金融の武富士が目についた。グレーゾーン金利の問題はあるが、これだけの配当を出すからには倒産の心配はなかろうという勝手な思い込みで、残っていた買付余力をすべて武富士株の購入にあてた。さらに、塩漬け株からの配当が入ってくると、それを株式口座に入金し、すべて武富士株購入にあてた。

その後は、皆さんご存知の通り、2010年に武富士は会社更生法を申請し、武富士株はあっさり紙くずとなってしまった。このときには、自分の株のセンスの無さに絶望し、これからは不動産投資一本で行こう、もう30万円はあきらめたと、その後、株式口座を見ることは無くなってしまった。

2013年5月に久しぶりに株式口座を見る

自分が株式口座を持っていたのすら、記憶のかなたであった2013年5月に、日経平均が14000円を超えたというニュースがあった。そういえば、自分が株を始めた頃の日経平均も14000円くらいだったなぁと思った時に、武富士の倒産から開いていなかったSBI証券の口座を開いてみた。

久しぶりの口座を見た瞬間、「なんじゃ、こりゃあ!」と思わず叫んでしまった。そこには、なんと「36万円」という評価額が記載されていていた。リーマンショックでの暴落から、株価が完全に立ち直っただけでなく、さらに2割以上も増えていた。これまで、損切り、暴落、倒産と一度も株で勝ったことが無かった私が、初めて株で勝利した瞬間であった。

私は、その場で、すべて株を売却した。そして、始めたときに入金した30万円分を出金することとした。こうして、私は、投資した自己資金を完全回収し、株式投資からは撤退することとした。残りの買付余力は、口座維持手数料がその時は無料だったが将来必要になったときのために、特に株を買うわけでもなく、そのまま、口座に置いておくことにした。ケチな私は、とにかく損をしないで良かったと、胸を撫で下ろしたのだった。(その3へ続く)

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