料理教室は通う価値あり~最終回~

セミリタイア生活

同じ班になったメンバーの素性

いよいよ男性のみの料理教室が始まるのだが、私を入れて9名の男性生徒は、3名ずつの班に分かれ、班ごとに一つの調理テーブルを使うこととなった。調理テーブルは小学校の家庭科室にあるのと同じようなものである。

最初に、班の中で自己紹介させられる。同じ班になったのは、まず、一人目が大学生で、大学で一人暮らしになったが、料理を作れないので、通うことにしたとのこと。もう一人が60代の爺さんで、定年退職で時間が出来たので、家で料理を作りたいとのことだった。私は、新婚で、いざという時に作れるようになりたいと伝えた。

この爺さんが曲者で、この後私たちは苦労することになる。

いよいよ料理教室スタート

いよいよ料理教室がスタートした。まず、講師が見本で作ってくれるので、それを必死でメモする。そして、その後、各班の中で担当が割り当てられ、共同作業でその日の料理を作っていく。つまり、この最初の説明の時によく聞いておかないと、正しい料理が完成せず、最後にまずい料理を食べる羽目になる。班のメンバーは運命共同体であり、一蓮托生である。

そのため、自分が失敗して他のメンバーにまずいものを食べさせるわけにはいかないと、最初の見本の説明の時は、必死にメモを取り覚えるようにする。これが、定着率を高めるコツなのかもしれない。例えば、家で妻に教えてもらっても、ここまで必死にならないだろう。

そして、担当の講師たちは、各テーブルに来て、あなたはこれ、あなたはこれと担当を分ける。その後は、付きっ切りではなく、たまに巡回してくるだけで、料理をすること自体は生徒の自主性に任せるというスタンスであった。これも、また、最初の見本を必死で覚えなくてはいけないというプレッシャーとなっていた。

全8回の中で、たまには振替で来たという妙齢の女性が同じ班に加わるということもあったが、そのようなシステムなので、決して和気あいあいというわけにはいかず、必死に最初の見本を覚えて、それを実戦するということに集中するしかなかった。

爺さんがいろいろと

定年退職の爺さんはそのようなシステムについていけず、毎回、やらかしてくれた。説明をまったく理解していないのか、別の料理のために準備した材料を勝手に投入してしまう、分量を間違える、手順をすっぽかす、順番を間違えるなど様々な妨害工作をしていた。そのため、我が班では、鍋に投入しようとした材料が無いと思うと、すでに別の料理の鍋に投入されているなどということが発生していた。

また、ある時は、ニンジンのいちょう切りを爺さんが担当していたが、巡回してきた講師が爺さんが切ったニンジンを見て、「あれ?皮むかないで切っちゃったの?(困った様子で)う~~~~、皮も栄養!」と言ってそのまま立ち去って行った。

最後に自分たちが作った料理を食べるのだが、そのような状態であったので、我が班の料理はあまり美味しくはなかった。試しに、自宅で習ったように作ると、結構、美味しかったりした。しかし、当時は仕事が忙しく、結局、料理作りは妻に全面的に頼ることとなったのだが。

しかし、あの爺さんはその後、自宅で料理を作っているのだろうか?その時は、十数年後にまさか私自身が同じ境遇になるとは、夢にも思っていなかった。料理教室のシステムはよくできており、必死でやればしっかり定着するので、全8回の初心者コースでもかなり役に立つ。

もし、料理ができない人がセミリタイアを考えているなら、初心者向け料理教室はとてもお勧めの教室である。

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