退職金定期に預けたときの話 ~第二回~

セミリタイア生活

人生2度目の信託銀行

いよいよ退職金定期を預ける信託銀行に到着した。信託銀行という種類の銀行に来たのは人生で2回目である。

初めて信託銀行に来たときは、記事7万3千円しか株式市場に投入しない理由 最終回 で紹介したように、株式の配当を期限内にゆうちょ銀行で貰い損ね、期限が過ぎた配当金の受取書を数枚まとめて持って行き、換金してもらったときである。それ以外には信託銀行などというお金持ちがたくさんお客になっていそうな銀行とはまったく縁は無い。

そして、いよいよ、その信託銀行に新規に口座を起こす。やや緊張しながら、入り口の自動ドアをくぐった。

受付窓口の女性銀行員「いらっしゃいませ。」
私「13:00に予約した弱小大家父さんです。」
受付窓口の女性銀行員「お待ちしておりました。担当の者が来るまで、少々お待ちください。」

どうやら客一人一人に資産運用の担当者が付くらしい。私は誰も客がいないロビーの椅子に座って呼ばれるのを待っていた。

私の資産運用の担当者は

私としては、退職金定期の金利優遇期間が終了したら、全額引き上げて、ほかの銀行の退職金定期に移すつもりなので、正直、運用の担当者などは有難迷惑な存在である(融資担当者ならぜひ付いていただきたいが)。しばらくして、

担当者の女性銀行員「弱小大家父さん様」
私「はい。」

と言った瞬間、体が固まってしまった。

その担当者はどう見ても私の子供のころの近所の女の子にそっくりだった。「まさか、こんなところで、奇跡の再会か?」。私は激しく動揺し、無言で相手の顔をまじまじと見ている状態になった。その女の子は私の実家から歩いて3~4分のところに住んでいて、小学校の時は4年間、中学生の時は3年生の1年間同じクラスであり、その3年生のクラスから二人で同じ高校に進学したのであった。

これだけ同じ時間と場所を過ごしたにもかかわらず、不思議とこれまで、一度も、会話した記憶が無い。ただ、唯一、その女の子とのやりとりで記憶があるのは、小学校6年生のときの授業中に、そこ女の子から、「このノロマ!」とクラスのみんなの前で大声で罵られたことくらいである。決して良い思い出ではない。しかし、そんな思い出が一瞬で頭の中を駆け抜けたのであった。

名刺をくれた。そして

まさか、向こうもこちらに気付いているのか?などと考えていると、その担当者は、「弱小大家父さん様を担当させていただく○○です。」と名刺を出してきた。ぎこちない手で受け取りながら、名刺に穴が開くんじゃないかというくらい、下の名前を凝視した瞬間、「別人じゃん!」。これだけで妙に疲れた。

まあ、その担当者は私より10歳以上年下に見えるので、年齢的には合わないのだが、最近の女性はアンチエイジングを頑張っている人もいて、人によっては年齢よりずいぶん若くみえることもあるため、もしかしたらと思ってしまった。

この不自然な動きに、担当の行員にどう思われたか?きっと、担当者の行員は、「なにこのオヤジ。人の顔をジロジロ見て何考えてるの?キモ過ぎ。」と思ったに違いない。それでもその担当者は何事も無かったかのように、私の現在の経済状況について、質問をし始めるのであった。(最終回に続く)

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