アジサイ物件の外壁にコケが
記事炎天下の草むしり地獄 ~数少ないDIYネタ~ で紹介したアジサイ物件だが、購入時に北側2階部分の外壁に緑色のコケが生えていた。接道が北面なので、道路からモロに見えることになる。これは、入居者募集に影響を及ぼしそうだと感じた。

他の壁面は経年なりの汚れはあるものの、それほど募集に影響するような汚れはない。そのため、記事小規模小借金の不動産投資でセミリタイアする方法の概要 で紹介したROIの面から考えても、費用を掛けて足場を組んで外壁塗装するのは、出来ればしたくない。
はて、どうしたものかと考えていたところ、このコケが生えている部分の近くに小さな窓がある。この窓から体を乗り出して、高圧洗浄を行えば、このコケを除去できるのではないかと考えて実行してみることにした。
高圧洗浄に使う機材を探す
このとき高圧洗浄機は持っていなかったので、使う機材を探した。この物件、2階には水回りが無いので、バケツから給水できるタイプが必要であった。近所に迷惑にならないように、うるさくないほうがよく、そのような条件で探したところ、今回は、こちらのKARCHER(ケルヒャー) 高圧洗浄機 K 3 サイレントベランダ 50Hz 水冷式静音タイプ 東日本地区用を使用することにした。
ケルヒャーはレンタルもなかなか高額で、3回使ったら本体代になってしまうくらいはする。そのため、ケチな私も購入するか迷ったのだが、よくよく考えると記事自宅を割安に購入する方法 で書いたように狭小住宅に住んでいるため、使用した後の置き場がない。そのため、レンタルするしか選択肢はなかった。
そこでレンタルを申し込んだのだが、この機材、継ぎ手はあるものの、果たしてこのコケの領域のすべてにヘッドが届くのかは心配であったし、そもそも、ケルヒャーで本当にコケがきれいになるのかという心配もあった。
いよいよ現地に向かう
レンタルしたケルヒャーを車に乗せて、現地に向かった。また、途中の100円ショップで200円(税別)の大きめのバケツを購入した。100円(税別)のバケツもあったが、1階と2階の往復を少なくするため、少しでも大きいバケツの方が良いと考えた。
物件に到着し、1階のふろ場でバケツに水を汲んで、2階まで運ぶ。そして、2階でケルヒャーを組み立てて、給水ホースをバケツに挿し、コンセントに接続して電源を入れると無事に動作した。
そこで、継ぎ手をフルに使い、一番長くした状態で、先に高圧噴射のノズルを付け、お試しにコケの部分に少し噴射してみた。すると水が当たる領域が非常に狭く、壁にもダメージを与えているのではという感じはしたが、コケはきれいに取り除けることが確認できた。これは、いけるぞと直感し、今度は、ブラシタイプのヘッドに付け替える。
ブラシヘッドを使用したところ、穏やかにコケを除け、外壁の汚れも落ちて真っ白になる。すごいすごいと調子に乗って洗浄しているとバケツの水が切れて水が出なくなる。水が減るのは思ったより早い。私は数回、バケツの水を汲みに1階のふろ場に下りて行った。
心配していた継ぎ手の長さも、窓から身を乗り出すことで、コケの領域の端までぎりぎり届いたのはラッキーであった。ただし、洗浄したところがきれいになりすぎて、他の部分より白くなってしまったのは、ご愛嬌である。まあ、これくらいきれいになれば、賃貸募集する上では、影響ないであろうと考えられ、事実、この物件はその後無事に賃貸が付いた。

また、このコケだけでケルヒャーを返却してしまっては、レンタル代がもったいないと思い、少しでも他を洗浄しようと給湯器のラベルをブラシヘッドで洗浄したのが、記事給湯器故障が発生~テレワーク大家失敗~ の写真となる。
記事DIYは極力しない で書いたように、不器用な人間なので、DIYは極力やらないようにしているのだが、このような器用さは関係なく、費用削減効果が高いDIYについては、できるだけ実行するようにしている不器用弱小大家である。
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