無料で日商簿記3級の資格を取得した話 その2

不動産投資

9室購入したところで、尻に火が付き始める

私は事業的規模の区分所有10室に向け、毎年1~2室購入し続けていた。そして、事業的規模まで王手の9室まで購入したところで、いよいよ複式簿記から逃げていてはいけないと焦り始めた。

そこで、複式簿記がなかなか理解できなくて苦しんだが、最終的にはなんとか理解できたという話をネットで検索しまくっていた。そこで、とある理系の大学教授がこれまで簿記とは縁がなかったが、ようやく理解できたという内容のブログを見つけた。しかし、残念ながら、このブログを読んでも複式簿記はほとんど理解できなかった。

ただ、このブログで唯一分かったのが、借方、貸方の考え方についてである。

例えば、千円の借り入れを行ったというのを、複式簿記で仕訳すると次のようになる。

ここで簿記のド素人が躓くのが、借入金を借方ではなく、貸方に書くことであろう。私は、なぜ、借入金を貸方に書くのか。借りているのに貸方なのか、意味がよく分からないなと考えていた。

そのブログでは、借方、貸方という名称が生まれた背景が書いてあって、今の複式簿記には借方、貸方の意味は無いので、左側を指す名称が「借方」、右側を指す名称が「貸方」と、余計なことを考えずに単純に覚えろというものであって、それは理解した。

そのブログにはそれ以外にもいろいろと複式簿記について解説していたが、私にはよく分からなかった。結局、複式簿記が理解できないまま、無駄に時が過ぎていった。

いよいよ10室目購入で、後がない状況に

記事私の小規模不動産投資における物件購入の条件と実例 の区分所有を購入し、事業的規模の形式基準の10室を達成した。長年の目標を達成できたということで、非常に達成感と満足感があった。

しかし、喜びもつかの間、複式簿記が理解できず、複式簿記の帳簿を付けることができないという問題が顕在化してきた。諦めて税理士に頼むのか、専門学校に行って習うのか、通信教育で勉強するのか。もしくは、青色申告会というのがあったが、そこに行けば教えてくれるのか。それとも、会計ソフトを購入して、訳も分からず入力するのか。

当時は会社が忙しく、学校に習いに行くのは現実的ではなかった。また、ケチなのでお金が掛かるのは嫌だなぁなどとセコいことも考えていた。

青色申告特別控除65万円を得るために、正規の複式簿記を付けることで、私が懸念する点が、もう一つあった。

確定申告書の税理士等の欄が非常に気になる

不動産所得があって、確定申告されている方はご存知であるが、青色申告の場合、不動産所得の申告決算書の氏名の欄の右側に、依頼税理士等という欄がある。

この欄を空欄にして、青色申告特別控除65万円を使うには、それなりの大義名分が欲しかった。

もし、税務調査などがあって、複式簿記の付け方がめちゃくちゃで正規の複式簿記になっていないと指摘された場合、簿記の資格を持っているので、税理士には頼まず自分でやりましたと言えば、少なくとも悪質な65万円適用ではないと判断されると思われる。そのように考えていたため、なんとしても複式簿記を理解し、簿記の資格を取得しておきたかった。

そうは言っても、その時はまだ5月だったので、まあ、仕事も忙しいし、もうちょっと考えますかと、とりあえず問題を先送りした。そうこうしているうちに、季節は夏になり、徐々に残り時間が短くなってきたのである。(最終回へ続く)

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