無料で日商簿記3級の資格を取得した話 最終回

不動産投資

その年のお盆休みは休日出勤

青色申告の事業的規模の形式基準である区分所有10室に到達した年の夏のお盆休みに、私は人気のほとんどない会社の事務所にいた。お盆休みは基本、全社員休みであったが、部の中で何人かが出社するということになった。当時私は部の中で一番下っ端の管理職であったために、出社してくる社員の管理監督のために出社する羽目になった。

一般社員なら、お盆休み中の土日に出社すれば、残業代+休日出勤手当が支給され、お盆休み中の平日出社の場合は、必ず代休を取ることが義務付けられていた。そのため、一般社員は特に予定がなければ、お盆休みに出社することに抵抗感は少ない。

しかし、私の場合は、下っ端とは言え管理職であったために、休日にいくら働こうと残業代も休日出勤手当も出ないし、お盆休み中の平日に出勤しても、代休はもらえるが、もともと管理職で有給休暇を切り捨てまくっているので、代休をもらっても切り捨てるだけなので何の意味も無い。要は完全なタダ働きであった。

しかも、職場の管理監督ということで、一般社員のその日の業務を最後にまとめて日報にして、皆が帰ったことを確認し事務所の鍵を掛けて帰るという、拘束時間も大変長いものであった。

休日出勤中にStudyProを見つける

お盆休みの朝、出社すると、出社している社員を確認し、その後は夕方の日報作成まで業務が無い。殊勝な社員なら、貯まっていた仕事でも片付けるかと思うのだろうが、ただですらタダ働きな上、人気のほとんどない事務所でそのような気は起きなかった。

私は、「そういえば、今年は簿記の資格を取らなくてはならなかったな。」と思い、自席でなにかいいサイトは無いかとネット検索をしていた。そのときに見つけたのが、StudyPro簿記3級 のサイトであった。

ペンギンのキャラクターである、ペンタ、ペンキチ、ペンゾウたちが、簿記三級取得に必要な複式簿記の基礎をわかりやすく教えてくれるサイトであった。また、簿記3級の予想問題まで付いている。しかも、かなりの完成度のサイトであるにもかからわず、無料であった。

私は、これはようやく複式簿記が理解できるサイトに出会ったと夢中になり、お盆休みで出社している間、このサイトで勉強をし続けた。

お盆休みでかなりの手ごたえを掴んだ私は、その後も、このサイトの全ページを紙に印刷し、毎日出社するときは、その日に勉強する数枚を折りたたんでポケットに入れ、通勤時間など空いた時間に読んで勉強していた。当時はスマホを持っておらず、通勤時間ではこの印刷した紙で勉強するしかなかったが、気のせいかもしれないが、紙で育った世代なので、画面より紙の方が勉強になり、定着度も高いように感じる。しかも、紙なら多少の書き込みもできるので、途中に出てくる小問題を書き込みながら解いていたりした。

そうして勉強を続けた結果、複式簿記に対する理解が深まったと感じた私は、その年の11月の日商簿記3級の試験にエントリーすることにした。

いよいよ日商簿記3級を受験する

過去問は資格の大原が1回分を無料でくれるので、それだけ貰ってやってみたところ、教材は無料のStudyPro簿記3級 しかやっていないが、70点は絶対に超えられると確信することができた。

試験当日はリラックスして試験に臨め、1問だけ知識が足りずに分からなかったが、残りはすべて自信があり、とくに自己採点はしなかったが98点と予想した。実際に結果が返って来たところ、なぜかもう一問間違えていて、96点であったが、合格点の70点は余裕で超えた合格であった。StudyPro簿記3級 の威力おそるべしである。

なぜ、これだけの教材を無料で公開しているのかはよく分からないが大変助かった。もし、簿記を学んでみたいと言う方がいれば、StudyPro簿記3級 はたいへんお勧めの無料サイトである。

複式簿記を理解し、日商簿記3級を取得したことで、その年の確定申告に使う帳簿は、エクセルで自作することができたため、無料で完成させた。もっとも望ましい結果であった。

また、日商簿記3級が余裕で合格したので、調子に乗って日商簿記2級を目指すこととした。しかし、ここからの道のりはたいへん多難であった。

この記事のタイトルで、「無料で」と書いてあるのに、最初にブックオフで100円(税別)の費用が掛かっているではないかと指摘があるかもしれない。しかし、この本は日商簿記2級の本であり、この記事の続編である「100円(税別)で、日商簿記2級を取得した話」に登場する予定であるので、日商簿記3級に対しては、無料とした。続編は、またいつか機会があれば書きたいと思っているが、書かないかもしれない。

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