強制執行したときの話~その2~

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審査が甘めな家賃保証会社の審査結果

審査の甘めな家賃保証会社に申し込みした女性入居希望者だが、その審査は通ったと、地元の不動産屋から連絡が来た。

送られてきた家賃保証契約の職業欄を見ると、勤務先は確かに役所なのだが、雇用形態は契約社員となっていて、公務員ではないようであった。公務員でも契約社員でも家賃を払ってもらえれば、特に問題は無い。入居者の素性よりも、3か月の空室から、途中バタバタしたが、辛うじて入居まで持って行くことができたことの安堵感の方が圧倒的に大きかった。

そして、入居後、その審査の甘めな保証会社より、毎月、家賃が振り込まれていた。最初は少々心配していたが、普通の入居者だったじゃないか、とんだ杞憂だったと、この物件のことは頭の中から離れていった。

さらに、この物件は9室目の購入であったので、いよいよ事業的規模の10室に大手が掛かった。そのため、次の物件を探し始めることにした。また、記事無料で日商簿記3級の資格を取得した話 その2 で書いたように、事業的規模の青色申告特別65万円の適用条件である正規の複式簿記を付ける方法を、どうやって取得するか悩み始めていた。その2点の目の前の問題があったため、この物件からは完全に意識が離れていった。

家賃保証会社より電話あり

しかし、入居してから3か月後、突然、家賃保証会社から電話が掛かってきた。何事かと思って電話に出てみると、このマンションの入居者がまったく家賃を支払っていないとのことであった。

これまでは、保証会社が入居者に立て替えて私に家賃を払っていたが、その家賃の振込を一旦止めるとのこと。3か月間、大家に家賃が振り込まれない状況を作って、それをもって明け渡しの強制執行の申し立ての根拠にするためである。もちろん、一旦振り込みを止めた家賃は、後でまとめて振り込まれるのだが、とにかく不穏な動きである。

しばらく、家賃が振り込まれない日々が続くが、その間に家賃保証会社の担当者から電話連絡があった。担当者が言うには、入居者は仕事を解雇されて、生活保護を申し込んでいるので、少々待ってほしいと言っているので、少し猶予を与えるとのこと。担当者が現地に行けば、入居者に普通に会うことはできるので、なんとかなりそうとの連絡であった。

しかし、今から考えると、この物件の家賃は生活保護で認められる家賃の上限を軽くこえているので、生活保護になれば、どのみち退去であり、未払いの家賃を支払う資力は無いことになる。
なぜ、家賃保証会社の担当者がこの生活保護申請に希望を持ったのかはよく分からない。私の口座への家賃の入金は3か月は止まったが、その後は家賃保証会社から振り込まれ始めた。

突然、事態は急展開する

それから半年くらいした後、突然、家賃保証会社の担当から電話が掛かってきた。一体どうしたと電話に出てみると、強制執行を行うので、大家さんにも必要書類の準備をお願いしたいというものであった。

あれ?生活保護の申請を待つんじゃないの?と思いつつ、話を聞いてみると、結局、入居者から家賃保証会社に家賃の支払いは全く無く、3か月経過して私に振り込まれた家賃も全部、家賃保証会社の立て替えて払いだったとのこと。もう生活保護の話は遥か彼方という感じで、急ぎ強制執行の手続きを進めるとのことだった。

あくまでも明け渡しの強制執行の申し立ては、大家の私が行うものだが、家賃保証会社が本人の代理という形で、すべての手続きを担当するので、大家本人は特に動くことは無いとのこと。ただし、裁判所に申し立てるのに、いくつかの本人の公的書類が必要とのことであった。

とにかく、一度、大至急で打ち合わせがしたいというが、その当時はとにかく仕事が忙しく、平日は苦しいというと、努めている会社の近くまで行くので、なんとか頼みますというので、仕方なく、会社の最寄りの駅の近くのドトールコーヒーに会社の昼休みの時間に合わせて、来てもらうことにしたのであった。(次回へ続く)

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