抵当権抹消を法務局で手続きしたときの話~最終回~

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いよいよ法務局に乗り込む。登録免許税の税額は

いよいよ変てこな申請書と銀行から送られてきた書類を持って、物件の住所を管轄する法務局に車で向かった。法務局には昼前に到着した。駐車場が空いているか心配であったが、2台ほど空きがあったので、無料で停めることができた。近所のコインパーキングに停めなくて、お金が掛からず助かったと安堵の気持ちで、法務局の古い建物に入った。

申請書には、抵当権抹消に掛かる登録免許税の税額の収入印紙を貼らないといけない。今回の抵当権を抹消する物件は、前回抵当権抹消を法務局で手続きしたときの話 で書いた通り、敷地権のある土地が3筆ある。そうなると、抵当権抹消に掛かる登録免許税は、建物は1件なので1000円、土地は3件あるので3000円で、合計4000円なのだろう。申請書の登録免許税の記入も4000円と書いておいた。

4000円で間違いはないと思うのだが、念のため、窓口で聞いておくかと、収入印紙を買う前に窓口に行くことにした。

予想外の展開になる

建物の中では、登記相談は予約が必要とやたら掲示してあった。分からないことがあっても予約しないで相談に来る人がいて、職員の対応も大変なのだろう。今回の私は提出するだけなので、相談は関係ない。

提出窓口に行くと、窓口のカウンターには誰もいなかったが、近くの席に座っている中年の女性職員が私に気が付き、「提出ですか?」と聞いてきた。私は、自作した申請書を見せながら、「あの~、抵当権抹消なんですが、この物件、敷地権の土地が3筆あるので、この場合は、登録免許税は4000円でいいのでしょうか?」と聞いたところ、その職員は、たいへん!素人の人が来ちゃったよ!という雰囲気で、慌てて「こちらでお待ちくださいっ!」と登記相談の席に座ることを強要して来た。あれ?別に相談に来たのではないんだけどなと思いながら、仕方なく登記相談のテーブルの席に座った。そして、その女性職員は私が持ってきた申請書と銀行からの書類を持って行ってしまった。

私は登記相談のテーブルの席に座って、そういえば、二十数年前の大学生時代に、陸運局にユーザー車検に行った時も、こんな異分子扱いだったなぁなどと昔を思い出していた。

テーブルから先ほどの女性職員の動きを見ていると、初老の男性職員に私が持ってきた書類を見せながら、なにやら話している。男性職員が私の書類を受け取ったようであった。それから10分くらい待っただろうか。その初老の男性職員が不機嫌そうに私が座っている登記相談のテーブルにやってきて、無言で対面にドカッと座った。

初老の男性職員の対応

その職員が手にしていたのは、私が書いてきた申請書と今プリントしてきたと思われる私の物件の全部事項証明書であった。

座るなり、無言で私の申請書と全部事項証明書を見ている。相手が一言も話さないので、私もいたたまれなくなり、「あの~、この物件、敷地権が3筆あるのですが、」と話し始めた途端、「黙っていて!今、見ているんだから。」と、即、遮られた。私は、すみませんと言って、黙って待っていた。5分くらい見ていると、私の申請書のある部分に赤鉛筆でなにか書き込み始めた。

そして、「一か所、間違えてる。収入印紙4000円分買って、窓口に渡して。」と言うと、私の申請書を持って自分の席に帰ってしまった。

私は、いったいどうなっているんだと半ば呆然としながら、法務局の中にある収入印紙の販売所に行き、収入印紙4000円分を購入した。そして、再び提出窓口に行くと、先ほどの女性職員が「提出ですね。」と聞いてきたので、収入印紙を差し出すと、「あれ?提出書類は?」と聞いてきたので、先ほどの男性職員に持って行かれた、収入印紙を買ってきて窓口に提出すればよいと言われたというと、「そうですか。お疲れさまでした。」と収入印紙を受け取った。先ほどの男性職員はこちらを見ることもなく、自席でなにか作業を続けていた。

素人には登記相談がお勧め

こうして、辛うじて申請書を提出することができた。申請書に間違えていたところがあったようだが、何を間違えていたのかは、今、提出したwordのファイルがあったので改めて見てみたが、よく分からない。素人は登記相談を予約したほうが良さそうである。

その後、仲介していた不動産会社から、買主の銀行が月末までに決済してくれと要求してきたということで、急遽、決済の予定が繰り上がった。結果、申請書を提出した日から2週間ちょっとで決済となった。

決済当日、不動産会社の担当に「抵当権抹消、出来ていましたか?」と聞いたところ、「大丈夫ですよ。ありがとうございました。」とのことで、ようやく安心できた。

今回は、契約から決済まで1ヶ月強の時間があったことと、セミリタイア生活で平日に法務局に行く余裕があったことから、辛うじて自分で抵当権抹消を行うことができ、司法書士代を節約することができた。

この自分の経験から、物件の売却時に自分で抵当権を抹消しようと思う人に対しては、決済日は銀行の都合で動くことがあるので、可能な限り早めに進めることと、法務局の登記相談を予約することの2点は確実に行うことをお勧めする(完)。

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コメント

  1. にっこり より:

    抹消の確認も、事前に、ご自身でした方がよいですね。

    役所はぶっきらぼうな対応されたりするので、司法書士に頼んだ方が、効率がよい気がします。
    だいたい15000円位だと思いますが。

  2. にっこり様
    コメント、ありがとうございます。
    時間があったので、チャレンジしてみました。
    抹消できたか、決済前にあらかじめ確認したほうが良かったと、私も思っています。