事業的規模を達成した決済のときの話

不動産投資

先日の記事税務署で怖い思いをした話 にて、事業的規模の区分10室に到達して、税務署に専従者給与の届出をしたときの話を書いた。
この10室目の物件の決済のときのことを思い出したので、書きたいと思う。

10室目の売買契約まで進む

事業的規模に到達した記念すべきこの物件、詳細は私の小規模不動産投資における物件購入の条件と実例 で記載したが、物件価格は200万円であった。

ゴールデンウィーク明けの最初に日曜日に物件の売買契約を行った。売主はかなり高齢の女性で、不動産のことはまったくわかっておらず、所有しているのも面倒なので、知り合いの街の不動産屋に丸投げして売りに出したという感じであった。

その不動産屋も値付けを誤り、記事私の小規模不動産投資における物件購入の条件と実例 で書いたようにゴールデンウィークに事務所の電話が鳴り続ける事態になったのであった。こういう物件はたまにある。ネットに出てくる物件はロクなものは無いという人もいるが、たまに良いものも出てくる。

そのときは激しい争奪戦が繰り広げられるのだが、入手できれば、いざという時に購入時より高く売却出来たりするので、当時はこういう物件が出ると何度も争奪戦に参戦していた。

決済日でもめる

手付金として、売主の女性に物件価格の10%である20万円を渡した。

売買契約は特に問題が無く終わり、決済の日をいつにするかという話になった。私は現金払いなので、平日である必要はないと思うので、土日でお願いしたいと売主に伝えた。

売主はOKし、不動産屋が決済日の連絡をすることになった。

しかし、後日、不動産屋から電話が掛かってくると、売主が決済は平日でなければ、困ると言っているとのこと。現金決済だし、あの時、売主はOKしていたじゃないかと不動産屋に詰め寄ると、売主がよくよく考えたら、大金を月曜日まで持っているのは嫌だ、すぐに信金に入金したいと言っているとのこと。

当時はサラリーマンであったので、この取引は会社を休むことなく完了できると、ほくそ笑んでいたのだが、残念ながら、平日に午前休を取得することで、決済をすることにした。

現金決済の結末は

手付金で20万円を渡しているので、当日、売主に渡すのは残金180万円である。数百万円ならともかく、この金額なら、紙の帯で留めている100万円の札束は無くてもいいだろうと思い、平日に会社の近くにある銀行や郵便局のATMで50万円ずつ引き出し、最後は、決済の場所である不動産屋に向かう前に、その最寄り駅の近くにある銀行のATMで50万円引き出して、180万円が入った銀行の紙封筒を完成させた。

いよいよ決済である。街の不動産屋の小さな店舗の中で、買主の私と売主の女性と司法書士と不動産屋の社長、といってもその不動産屋は社長一人しかいないのだが、合計4名で厳かに決済が行われた。

いよいよ残代金の支払いになり、私は、用意した180万円の入った紙封筒を売主に渡しつつ、ご確認くださいと言った。

不動産屋の社長も売主に、確認してくださいと言うが、売主は封筒の中に無造作に突っ込まれた180万円を見てぎょっとして、私に向かって、「あんた!これ数えて!」と言って、紙封筒を差し出してきた。これ、買主の俺が数えたら意味ないんじゃないのと思いつつ、札束を取り、数えようとしたときに、不動産屋の社長がさすがにそれはとのことで、社長が180枚数えていた。

それ以外は問題はなく、30分程度で決済は終わり、念願の事業的規模を達成した。

決済の終わり際に社長が売主に、「今回の売却益には税金が掛かります。買われたときの領収書は持っていますか?」と聞いたところ、そんなものは無いと言う。その場合は、今回の売却価格の5%が取得価格になって税金がかなり掛かりますよと社長が言うと売主は動揺して、どうすればいいのかと社長に詰め寄っていた。

私は、帰っていいですか?と聞いて、社長と売主が揉めているのを尻目に店を飛び出し、会社に向かった。

会社には到着した時は、まだ、午前中の就業時間中であった

以前に不動産投資による不思議な感覚 で書いたような、競売物件の残代金を納めたのちに、会社に到着したときのような不思議な感覚が、今回の事業的規模達成で再びあるかと思ったが、特になにも起こらなかった。私は、何事も無かったかのように、自分の席に着き、いつもの仕事を始めたのであった。

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