入居者の親が賃借人のときがある~最終回~

不動産投資

前回記事入居者の親が賃借人のときがある に引き続き、入居者の親が賃借人だった時の別の話を書きたいと思う。

もう一件は記事物件購入の失敗と逆転を生む売却 で紹介したワンルーム物件での入居者であった。

もう一件は、美容師の卵

物件購入の失敗と逆転を生む売却 で書いた城南地区のワンルームマンションの入居者を募集していたところ、新しい職場の近くだということで、女性の入居希望があった。職場は美容院で、初めての就職とのことであった。賃貸契約は入居者本人ではなく母親であった。

この物件は、自主管理となっていた。賃貸募集をしてくれた不動産会社は、入居者に対してこの物件は大家の自主管理だと伝えるものの、入居者からの連絡があれば嫌な顔せず受けてくれる。そして、必要なら、大家と相談の上、業者の手配もしてくれるありがたい存在であった。

入居後1週間でクレーム発生

入居して1週間くらいした後、賃貸契約者である母親から私のところに直接、電話があった。部屋の蛍光灯がチカチカするので、グローランプを交換してみたが、ダメなので照明そのものが壊れているのではないかと、すごい剣幕で、こちらが答える間もないくらいの勢いでクレームを入れてきた。

私は、あまりの剣幕に、すみません、対応を考えます、と言って電話を切った。

どうしようかと考えていると、上記の不動産会社から電話があった。入居者の母親から蛍光灯がチカチカするのと、部屋の設備であるミニ冷蔵庫が冷たくならないと連絡があったとのこと。クレームがもう一つ増えていた。

私は先ほど入居者の母親から蛍光灯の件は連絡があったというと、不動産会社の担当者は業者を向かわせてよいですか?と聞いてきたので、OKした。

修理が完了する

その翌日の午後、業者から、作業完了しましたと連絡があった。

あれ?ずいぶんあっさりだなと思ったのだが、内容を聞いてみると、蛍光灯はグローランプを交換して直りました、ミニ冷蔵庫はコンセントを差していないだけでしたとのこと。あれ?入居者さんはグローランプを交換したと言っていたんですがと言うと、古いのが差さっていましたよとのこと。

結局、何が真相だったのかよく分からないが、出張料とグローランプ代と交換作業代で、その上、紹介した不動産会社のバックマージンも乗っていると思われ、それなりの費用となった。

まあ、母親に会うのは怖いし、入居時に蛍光灯をチカチカさせてしまったのは、大家の責任だと割り切り、費用を支払ってこの件は終了した。

ミニ冷蔵庫のクレーム発生

それから3カ月くらい後に、ミニ冷蔵庫の霜が凄いので、壊れているのではないかというクレームが発生した。今回は母親が私に直接ではなく、入居者が不動産会社に連絡してきた。

そもそもミニ冷蔵庫は霜取り機能が無いので、自分で定期的に霜取りをするしかないのだが、なにか壊れているのかもしれないし、母親に会うのも怖いので、不動産会社に業者の派遣をお願いした。

修理当日、業者が現地から連絡してきた。念のため持ってきた新しいミニ冷蔵庫が、置き場にちょうど合うサイズなので、交換していいですか?とのことだった。

私は、今のミニ冷蔵庫は壊れているんですか?と聞くと、その業者は正直に、壊れていませんとのこと。新しいミニ冷蔵庫は霜は付かないんですか?と聞くと、その業者は正直に、付きますとのこと。

ここで、私の中の怒りスイッチが急にONになった。交換してもどうせまた霜が付くとクレームしてくるだろう、だったら退去でもなんでもしやがれと思い、業者に対して壊れていないのなら交換はしない、入居者に霜取り機能の付いた冷凍室と冷蔵室の別れた小さい冷蔵庫買いなさいと伝えてくれと言って、電話を切った。

その後、入居して1年したところで、この入居者から退去の連絡があった。ミニ冷蔵庫の対応のせいかなと思ったが、美容師になるのを断念して実家に帰りますとのことだった。(完)

当ブログは、にほんブログ村、FC2ブログランキング、人気ブログランキングに参加しています。面白かったらいずれかにポチっとお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ

(お知らせ)株式口座100万円突破記念に、知識も手間も不要!NISA口座だけで7万3千円を6年間で100万円にした私の方法 (弱小大家父さん出版)を出版しました。NISA口座で7万3千円を投入してから、どのような手法で100万円まで到達したかを実際に売買した取引記録と併せて、紹介しています。Kindle Unlimited会員なら、無料で読むことがでます。会員でなくても、Kindle本かペーパーバックとして購入は可能です。

不動産投資
小規模小借金の不動産投資でセミリタイアした私の方法

コメント