突然、入院した話 その3

セミリタイア生活

前回の記事突然、入院した話 その2 の最後、1時間半後に手術開始と言われたその続きを書こうと思う。

入院するための荷物が無い

年配の女性看護師は1時間半後に手術が開始されると言った。私は、あまりの急展開ぶりに驚き、何も持って来ていないので、そのまま入院は出来ないと言うと、そういう方はよくいらっしゃいますとのこと。

ちなみに、私が入院している間に、同じ病室に入院してきた患者も、今日、入院になるとは思わなかったので、なにも持って来ていないと言っていた。

私は、仕方ない、妻に荷物を持って来てもらうかと言うと看護師は、たいていは、後でご家族の方が荷物を持って来られますので、とにかく時間が無いので血液検査と心電図を急いでくださいと言っていた。

急ぎ、血液検査と心電図を取り、その後、入院受付カウンターに行き、入院の手続きをする。病棟と病室が決まり、そちらに向かうが、手術の時間まであと40分くらいしかなかった。昼食を食べているどころではない。

いよいよ手術へ向かう

私が入院する病棟のナースステーションに到着し、入院手続きからもらった紙を渡すと、一人の若い女性看護師が慌てて数枚の紙と精神安定剤を持ってきた。手術の20分前には病室を出発するという。あと20分も無い。

精神安定剤を一錠飲まされ、目の下に注射を打つ場所に麻酔テープを貼られる。こんなテープを貼られないと耐えられないくらい痛い注射なのかと、ビビりまくる。そして、手術同意書のような紙にひたすら署名する。時間が無いのと動揺しているので、何にサインしたのかはよく覚えていない。

その後、病室に案内され、点滴の針を刺され、荷物を置いておくように指示される。荷物と言っても、ほとんど空のリュックとスマホと財布くらいである。

個室ではないので、財布をどこか預けるところはないかと、急ぎ入院のしおりを読んでいると、各ベッドにセーフティーボックスがあるという。テレビが置いてある棚を一つ一つ開けると、セーフティーボックスがあった。財布をセーフティーボックスに入れた直後、先ほどの看護師がストレッチャーを押してやってきた。

もう時間なので、出発するので、ここに寝ろと言う。

まさに分刻みのスケジュールで、しかも昼食も食べていないが、手術への緊張感のためか、空腹は感じなかった。

ストレッチャーに乗せられ、ゴロゴロと運ばれていく。まさに一番上の絵のような感じである。しかし、格好は普段着のままなので、間抜けな感じもしなくもない。

天井しか見ていないので、どこを通っているのか、よく分からないが、右に左に時にはエレベータに乗り、移動していく。そして、最後は手術室の扉らしい自動ドアを通って、いよいよ手術室と思われる場所に到達したのだった(続く)。

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