地元信用金庫に行く その2

セミリタイア生活

前回の地元信用金庫に行く の続きである。退職後に、退職金定期を渡り歩き、最後にたどり着いた地元信金で、退職金定期を入金した後の話となる。

キャッシュカードの引き渡しは…

前回地元信用金庫に行く でも書いたが、退職金定期は定期預金証書の紙ぺら一枚であった。こんなんじゃ、簡単に横領できるんじゃねと、宮沢りえ主演映画の紙の月@松竹HP が頭に思い浮かんだ。

紙の月ってなんじゃいと思う方は、上のリンクの先は松竹のHPになっており、簡単なストーリーと、予告と特別映像の動画が掲載されているので、見てみてほしい。

証書と通帳を渡されたときに、さらに、「キャッシュカードが出来ましたら、ご自宅にお届けに上がります。」との発言が…

紙の月リンク先の特典映像の宮沢りえのように、行員が自転車を漕いで家にやって来るのか、しかし、わざわざ来てもらって、玄関で、はい、ありがとうございましたというわけにはいかないだろう、紙の月のように家に上がってもらうしかないのか?しかし、家は狭いし、こいつ金無いなとか思われないだろうか?など、一瞬でぐるぐると思考が回り、

「キャッシュカードいつできます?わざわざ来ていただくのも悪いので、こちらから取りに来ます。暇なので。」と言って、家に届けてもらうことを固辞したのだった。

最後にサプライズが…

キャッシュカードを自分で取りに行くことは認められて、取りに来る日時を決め、さて、帰るかと帰り掛けたとき、行員は少々お待ちくださいと言い、奥に入っていった。

しばらくすると、きれいにラッピングされた巨大な箱を持ってきた。熊のぬいぐるみでも入っているのですか?というような大きさである。

そして、退職金定期をお預けいただいたお礼のプレゼントですと渡された。信託銀行の退職金定期では、いくつかの商品が選べたりしたが、こんなに大きな箱は見たことが無い。

さすが地元信金、地域密着でサービスがいいなと感心した。

しかし、箱が大きいので、札束を持ってきたボロボロのリュックにも当然入らない。これは、どうしたものかと思っていると、「このまま持って行くのは大変ですよね。」と言って、また奥に入っていき、しばらくするとボロボロの紙袋を持ってきた。

この信金のロゴが入った紙袋ではなく、無地の使い古したボロボロの紙袋であった。

その紙袋に、箱は入ることは入るのだが、ちょっと大きさが足りなく、持ち手が合わさらない。しかし、これ以上を求めても何も出てこなそうなので、これでいいですよと言い、握力測っているときのように、親指と四本指それぞれで持ち手を引っ掛けて持ち、なんとか、家まで運んできたのだった。

さらなるサプライズが発生

家に帰ったら、何を買って来たのかと妻は驚いていた。買って来たのではない、信金に退職金定期を預けたらくれたんだと言った。

何が入っているのかは、まったく情報は無い。もしかしたら、キャラクターのぬいぐるみとか、キャラクターの背中に穴が開いているティッシュボックスカバーか、などと期待をしつつ、妻の目の前で、包装紙を剥がし、箱を開けてみた。

「へっ?」



洗剤やキッチンペーパーが、異常なまでに間隔を空けて入っているだけであった。これまで、信託銀行などで退職金定期を預けたときも、台所用品詰め合わせと貰ったことがあるが、箱はこの四分の一くらいの大きさであった。

期待を膨らませつつ苦労して運んで来たのにと思い、「なんだよ、箱デカいだけじゃん!」と叫んだのだった。妻は笑いをこらえるのに必死だった。(続く)

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