記事小規模不動産投資のセミリタイアは成功か失敗か検証する で書いたように、小規模小借金の不動産投資によるセミリタイアが成功か否かを検証するために、毎月末、預金残高のチェックをしている。
その月の(不動産投資の手取り収入)が(生活費+税金+社会保険料)より多いのか少ないのかを、月末の預金額の増減を見ることにより、生活に必要な収入を得ているのかを判断している。
つまり、FIREで言えば、Financial Independence(経済的自立)が出来ているのかの確認のためである。
11月末の預金額は前月比で―2万円と先月に引き続き赤字となった。
赤字の最大の要因は、預金額の9月末update~とくにトラブル無く、少々黒字~ にも書いた車検費用のカードの引き落としである。次は、9月末に支払った固定資産税のnanacoクレジットチャージの引き落としが11月にあったことで、この二つが赤字の大きな原因である。
それに対して、臨時収入もあった。一つは、預金額の10月末update~再び赤字転落~ で書いた入院保険の保険金が入金されたこと。もう一つは、賃貸借契約の更新に関する話 でも書いたが、12月更新の2件の更新料の振込である。
入院保険の保険金については、約15万円と大きかったが、更新料に関しては、家賃1ヶ月分から、賃貸を管理している不動産屋が更新手数料として50%プラス消費税を取った残りなので、それほど大きい収入ではない。
しかし、11月はもともと大幅赤字を覚悟していたが、保険金と更新料の入金により、少々のマイナスで済んで、やれやれという気持ちである。
ちなみに、前回の10月末に家賃の入金の無かった2件だが、11月早々に家賃の振込があり、大トラブルにならずに助かった。
しかし、11月末も再び、2件とも家賃の入金は確認できなかった。
よって、この2件からは11月中は1ヶ月分の入金があったことになる。
相変わらず、微妙な黒字と赤字を繰り返しで、やっぱり小規模小借金の不動産投資で、家族持ちのFIRE/セミリタイアは厳しいのでは?という声が聞こえてきそうな状態が続いている。
それでも、小規模、小借金の不動産投資で、本当に家族持ちがFIRE/セミリタイアできるのかの検証のために、私も妻もどこかに働きに行って収入を増やすということはしないつもりである。
11月は、月末の滞納以外は、特にトラブルや退去も無く、大家の仕事はほとんどと無く、対家計の収支は微妙な赤字であるが平穏な月であった。
11月の大家の仕事
【初旬】
家賃振込確認のため銀行に記帳に行く
浄化槽の点検費の支払いをする
【中旬】
何もなし
【下旬】
地代、管理費の振込
固定資産税の支払い
家賃振込確認のため銀行に記帳に行く
ここに書いた仕事以外では、適宜インターネットバンキングで家賃と更新料の入金はチェックしていたくらいである。
固定資産税の支払いというのは、以前、固定資産税の支払い~督促状地獄~ でも書いた独自の支払期日を持つ自治体のものである。
昨年は11月末の支払期日に気付かずに延滞金を支払ったが、今年は忘れずに支払ってきた。ブログで書いていなければ、たぶん、今年も忘れていた。ブログも役に立つときもある。
賃貸借契約の更新に関する話 で書いた賃貸物件の第一号である城南地区のワンルームの更新に関する連絡は、その後、まったく来ていない。12月更新でこの時点で退去の連絡も来ていないことから、更新することは決まったと思われる。
あとは、賃貸を管理している不動産屋から、更新料が振り込まれるのを待つだけである。今年の不動産賃貸事業の最大の山場であった、12月の3件の更新は無事に通過できたことになった。
11月は所有株がストップ高に
11月は日経平均が最後の最後に2万8千円を切るものの、おおむね2万9千円台であった。その間に、所有銘柄の1銘柄が、ストップ高を付けた。
翌日も、さらに伸びるだろうと、ストップ高の株価の+20円、+50円、+80円といったアラートを仕掛けておいた。
翌日の午前9時。取引開始とともにアラートメールの着信音が鳴り響くのかと期待していたのだが、なにも鳴らない。9時半ごろ、恐る恐る株式口座を開いて見ると、なんと前々日の株価のレベルに戻ってしまっていた。
前日の勢いから、もう一段、ストップ高を付けるんじゃないのと悠々と構えていたので、午前9時の取引開始から口座に張り付くことはしなかった。
11月はこれ以外にもちょくちょく、株価のアラートメールが来たが、売るほどの暴騰ではないと放置を続け、結局、1銘柄も売らずに終わった。
11月末の評価額は、123万円で、今年はこのまま売り買いせず、NISA枠を残したまま、年末を迎えそうな雰囲気になってきた。

日経平均が下落傾向なのは気になるが、私は、「素人は相場を読むことは不可能」と考えているので、下手に動かず、税制上有利なNISA枠で買い付けた銘柄を保持したまま、放置を続けるしかない。
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