幽霊か?

セミリタイア生活

今年に入って寒い日が続くが、巨額損失問題 で始めたウォーキングは続けている。現在の体重は、スタート時からマイナス6キロくらいである。着実に目標に近づきつつある。


現在のウォーキングは

相変わらずの新型コロナ警戒で、巨額損失問題 に書いたように、夜、人が少なそうな道を選んでウォーキングを継続している。

冬になり、夜は寒いので、飲み屋街でもなければ大通りでも人通りは少なく、歩くコースの自由度が増えた。

また、動き続けないと寒くて仕方ないので、体を温めるために早歩きをしているうちに、どんどん歩行距離が伸びてきた。

そのような状況で、最近、行っているウォーキングのコースは、皇居を大回りで一周するというものである。距離にして20~25キロほど。これを、週2回行っている。

会社員なら翌日や週明けの仕事を考えて、とても、こんなことは出来ないが、こちらはセミリタイアの身、どんなに体に疲労が残ろうが、筋肉痛になろうが、靴擦れで足から血が出ようが、翌日、寝ていればいいので、問題はない。

ただ、足の裏に激痛が のように、足底腱膜炎になってしまうと、長期離脱になってしまうので、それを警戒して、週2日限定としている。



わりと面白い

冬は各地でイルミネーションがあるので、歩いていて楽しい。イルミネーションも平日であれば、人は少ないので、コロナ禍でも比較的安心である。

上の写真は、ウォーキングの途中で丸の内イルミネーションを通ったときに撮影したものである。

人もいなければ車もいない。まさに、セミリタイアしなければ、見ることのない景色である。

会社員時代に家族で車で来たことがあったが、その時は、通行する車や路上駐車の車、それと見物人が多く、このような写真は撮れなかったことを思い出した。

その他、小川町の駅付近で見た、ささやかなイルミネーション、日枝神社のライトアップされた鳥居の参道など、歩いているとちょこちょこと発見がある。

長距離を歩くのは苦しいが、これらの発見が、ウォーキングを飽きずに続けていられる要因の一つとなっている。


幽霊か?

上の写真の日枝神社の参道は、外堀通り側の入り口になるのだが、こちらは裏口という感じなので、日枝神社を通るときは、たいていは反対側の大きな鳥居のある正面口から入っている。

正面口からは、石段が数十段あり、しかも、一段一段が少々大きいので、長距離を歩いてきた身としては、かなりしんどい石段である。

しかし、階段を登ったほうが、やせるかなと思い、敢えて登っている。

その日は、少々、遅くなり、午前零時くらいに、その正面口の階段を登っていた。

すでに長距離を歩いているので、かなり息を切らせて階段を登り切ったと思うと、若い女が一人、正面の本殿に向かって必死に祈っていた。

本殿は階段を登ったすぐそばである。午前零時に誰もいない境内で、ハアハアというオヤジの荒い息遣いと階段を登る足音が聞こえているはずの距離なのに、こちらを一瞥するわけでもなく、一心不乱になにか祈っている。

そんな姿に私は驚き、時間も時間だし、もしかしたら、この女はこの世のものではないのかもしれないと、出来るだけ、その女から離れて、本殿の横に回り込もうとした。

出来るだけ離れてと言っても、階段を登りきった段階で、すでに2メートルくらいの距離にいる。

そろりそろりと静かに回り込もうとした次の瞬間、ジャリっと大きな音がした。暗くて足元が良く見えないので、不覚にも石畳を踏み外して玉石を踏んでしまったのだった。



その音に女は飛び上がって驚き、こちらを見て、「びっくりしたっ!」と叫んでいた、私は、「ごめんなさーい!」と叫びながら、本殿の横に向かって走って逃げた。

そんな時間に、私が階段を登ってくる音も聞こえないくらい、何を必死に祈っていたのかは分からないが、少なくとも、生身の人間のようであった。

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