かつて2週間の泊まり込みをした大阪市内の一戸建てで、よく分からない問題が勃発した。
管理会社から突然の電話が!
(ブログ再開)自主管理大阪市物件退去の死闘 退去立ち合い編 で書いたように、2年前に、2週間ほど泊まり込んで原状回復を行った一戸建ての大阪市物件。
原状回復後は、近所の不動産賃貸仲介店に入居付けと管理を任せることにした。
入居してしばらくは、小さなトラブルはあったものの、不動産賃貸仲介店の担当者が適切に処理してくれたので、自分自身は大阪には出向かずに運用できていた。
今年の7月の初旬、その担当者から電話が掛かってきた。
「退去でもするのか?」
と不安を感じつつ電話に出てみると、担当者は以下の状況を教えてくれた。
・近所で工事しているという業者が大阪市物件を訪ねてきた
・入居者が出たところ、お宅の屋根瓦が割れていて、危険な状態だと伝えられた
・入居者は、ここは賃貸なので、管理会社に相談してみると答えたとのこと
以上の状況なので、不動産賃貸仲介店と提携している建設業者に現状確認させたいが、よろしいかとのことだった。
それって、おかしくね?
私は、
「それって、よくある詐欺の話でしょ?放っておいていいんじゃないですか?」
と言ったところ、担当者は私に写真を送ってきた。訪ねてきた業者が入居者にくれた写真とのこと。
送られた写真を見ると、瓦が4枚くらい割れて、破片が屋根の上に転がっている。
しかし、この写真の角度が不自然である。向かいのアパートは2階建てで、こちらは3階建て。屋根を真正面から撮ったアングルは、一体、どこから撮ればできるのだろうか?
「この写真はどうやって撮るのでしょうか?角度が不自然すぎます。生成AIで作ったんじゃないですか?」
と私は疑い続けた。
現地に乗り込むことにする
担当者は、入居者から連絡を受けた以上、確認はしないといけないと粘るので、
「それはいつですか?私も立ち会いますよ。」
と言った。大阪まで行くのはしんどいが、現地で直接話せば、いろいろと見えてくるものもあろう。
ただ、7月末に千葉県の浄化槽物件の退去が予定されていて、一戸建てなので原状回復の費用も相当になると予想されるうえに、退去を機に、本下水に接続する工事をしようと思っている。
また、預金額の増減 2025年上半期 完全に崩壊する で書いたように、すでに今年は上半期で収支均衡が崩壊していて、その上、上記の出費が嵩めば、FIRE生活崩壊の危機になりかねない。
無駄な出費は出来ないという状況であるため、本当に屋根瓦が割れているとしても、現地で直接、出費を抑えた最適な手法を考えることにした。まあ、こちらは素人なので、簡単に言いくるめられてしまうだけかもしれないが…
いよいよ出発する
それから、5日後の22時過ぎ。私は大阪に向かって車で出発した。立ち会いの時間は翌日の午後1時。少しでも出費を抑えようと、高速を使わず、単身赴任時代に何度か行ったことがある一般道走行を敢行した。
国道23号線の蒲郡バイパスが完成していたので、以前より走行が楽になっていた。今、調べたところ、今年の3月に全線開通したようで、ちょうど良いタイミングであった。私は、全線開通には気づいておらず、以前のように迂回するつもりだったため、「あれ?ついに完成した?」と思いながら新たに開通した道路を走行した。
自宅を出てから10時間走行したところで、奈良公園まで到着した。7月中旬で晴天&猛暑という日で、奈良公園の鹿も日陰に座って動いていなかった。
それから、大阪市物件の近所のイオンモールに入り、時間を潰し、いよいよ現地に向かうことにするが、徹夜と長時間走行による疲労で、頭が回らなそうな状態であった。(続く)
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