（ブログ再開）自主管理大阪市物件退去の死闘　滞在延長編

風呂釜と給湯のみの給湯器から、追い炊き付き給湯器への交換が完了し、いよいよ内装業者へ残りの工事の丸投げすることを検討し始めた。

和室の原状回復の分離発注を考える

前回（ブログ再開）自主管理大阪市物件退去の死闘　リフォーム編 で書いたように、現地滞在６日目に風呂釜から追い炊き付き給湯器への交換工事も終わり、さらに不器用者でも出来る簡易なDIYもほぼ終了したので、残りは内装業者に丸投げして一旦、東京に帰宅しようと考えた。

そして、内装工事が終了したら、再び、大阪に来て、出来をチェックし、管理もしてくれそうな不動産店に入居者募集の依頼をしようと考えていた。

しかし、内装工事を業者に丸投げするにしても、残りの工事は、LDKのクロス張り替え、畳の表替え、ふすまと障子の張り替え、ハウスクリーニングくらいに思われた。

内装業者に丸投げするよりは、畳の専門店に、残りの項目の大部分である、畳の表替え、ふすまと障子の張り替えを依頼したほうが、トータルで安く済みそうである。

また、畳、ふすま、障子は物件から運び出して工場で張り替えて戻してくるので、私自身はそのまま物件の中で寝泊まりすることは可能である。

畳を戻した後は、不動産店に入居者募集、ハウスクリーニング、および不動産店の営業マンから見て必要な追加工事まで依頼すれば、もう一度、大阪に来る必要は無い。

改めてもう一度、大阪まで来るのも面倒だなと思い、滞在を延長して、畳専門店に依頼をすることにした。

畳専門店に見積もりを依頼する

給湯器交換の翌日、インターネットで空室専門の畳の表替え業者に電話して、まずは見積もりをしたい、最速でいつ来られるかと聞くと、二日後の午前中に訪問可能とのことで、その場で見積もりを依頼した。

一方、残りの項目であるLDKのクロス張り替えだが、クロス自体には破けているところは無く、汚れがあるだけなので、なにか張り替え以外に方法は無いかとインターネットで検索すると、クロスの汚れ落としには、台所用中性洗剤でこするのがよいとのこと。

そこで、交換用の蛍光灯、電球や火災警報器をホームセンターに買いに行ったついでに、雑巾を購入してきた。

そして、畳の引き取り日や畳の戻し日に、クロスの汚れ落としの作業をすることにした。

汚れが落ちなければ、入居者募集を依頼する不動産店にハウスクリーニングと併せてクロスの張り替えを依頼すれば良いと、とにかくチャレンジしてみることにした。

畳専門店に発注する

畳、襖、障子の見積もりの当日の朝、近所のコインランドリーに行き、洗濯をしてきた。その日は天気も良かったので、コインランドリーで乾燥はせず、物件のベランダに干すことにした。洗濯ものを干し終わり、しばらく待っていると、畳の表替え業者が見積もりに来た。

畳18枚の表替え、襖大小合わせて18枚、障子8枚の張り替えと戸襖6枚の戸車交換で、税込み13万円強。

最速でいつ戻せるかと聞くと、今日、この場で持っていくのなら、3日後の午前中には戻せるとのことで、その場で発注した。

そこで、突然、業者の人から、大家さんはこの辺りに住んでいるのですか？と聞かれた。なぜそのようなことを聞くのかと疑問に感じながら、東京から来ました、この家に寝泊まりしていますと伝えた。

すると業者の人は笑いながら、空室って聞いていたけど、なんで洗濯ものが干してあるのかなと思っていたんですよと言った。

私もなるほどと笑いながら、住んではいますが、見ての通り家具家電もありません、畳を戻す日も本日同様に空室同然ですと伝えた。

そのまま、畳の引き取りが始まった。業者の人は一人ですべての畳、襖、障子を運びだすので、時間は掛かろう。

私は、当初予定していた通り、雑巾と中性洗剤でLDKのクロスの汚れを落とし始めた。

クロスの汚れ落としにチャレンジ

いよいよクロスの汚れ落としに入る、雑巾を少々湿らせ、それに台所用中性洗剤を垂らして、クロスをこするだけである。どんな不器用者でも出来るDIYだ。

その間、業者の人は畳や襖を玄関まで下ろしている。この日はとにかく暑く、2階、3階にある18枚の畳を一人で下ろすのは大変であろう。近くで頑張っている人がいると、こちらも頑張ろうという気が起きるので、暑さの中、必死にクロスを洗浄し続けた。

中性洗剤で汚れがどんどん取れていく。これなら、クロス張り替え不要かもと思ったところ、一か所、何の液体をぶちまけたのか、黄色い大きなシミがあり、これがちょっとこすっただけでは汚れは落ちない。

雑巾に垂らす中性洗剤の量をさらに増量して、こすりまくる。泡が立ちまくるが、しばらく、こすっては、別の水に濡らした雑巾で泡をふき取る。

少しずつだが、シミは取れているようなので、エアコンの無い室内で、汗だくになりながら、ひたすら、雑巾で壁をこすり続けた。

夢中で雑巾でクロスをこすり続けていると、業者の人の終わった～という声が聞こえた。

見ると、よほど暑くてきつかったのか、床にうずくまって顎から汗を垂らしている。

畳、襖、障子の運び出しは終了したので、私もクロス洗いの作業を中断する。黄色いシミは少しずつだが落ちているようなので、続きは、畳を戻す日に作業することにした。（続く）

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