2023年のFIRE生活は当初から金銭的に厳しい予想だったが、実際は想定以上の厳しさだった。厳しかった2023年の預金額の増減と株式投資をまとめておこうと思う。
2023年の預金は大幅減
2023年1年間通しての預金額の増減は、マイナス131万円と厳しいものになった。
預金額の12月末update~2022年トータルの増減は?~ で書いたように、2023年は国民年金の私と妻の2人分2年分の引き落としがあることと、自家用車の車検の年でもあったので、ある程度のマイナスになることは覚悟していた。
そのうえ、想定外に5月に大阪市の一戸建ての退去の連絡があり、大阪市退去の死闘の記事で書いているように、敷金返還、風呂釜撤去と給湯器交換、畳ふすまの総張り替えなどの大きな出費が続いた。
また、12月まで入居者が決まらなかったので、その間の家賃収入減も発生した。大阪市内の一戸建てであるため、家賃そのものの金額も大きいこともあり、収入減のダメージも大きかった。
12月に入居者が決まり、礼金と前家賃の入金があったため、少し戻したが、最終的にマイナス131万円という大幅な預金減となった。
つまり、2023年は、私と専業主婦の妻と子供1人の3人家族の生活支出を、不動産からのキャッシュフローで賄えない年となった。
これで、Financial Independence(経済的自立)と言っていいのか、微妙な1年であった。
預金の増減の定義
上記の預金の増減のグラフには、株や投信などの紙の資産は含んでいない。所有する複数の銀行口座の預金の合計金額で、単なる日本円の増減を示している。
また、退職時の預金額を基準のゼロとして、そこからの増減を表している。つまり、退職時よりお金が増えているのか減っているのかが、一目瞭然となっている。
さらに、退職後に退職金収入があったが、その金額についてはこのグラフからは除外している。それは、不動産投資のキャッシュフローで生活できているのかを確認するのが、このグラフ作成の目的だからである。
このグラフは単純に各銀行口座の預金額の合計の推移であるため、預金から株や投信などへの紙の資産へ投資した場合、この預金額は減ることになる。
私の紙の資産 ~細々と運用中~ で書いたように、現在、私の紙の資産への投資は、NISAとiDeCoだけである。
NISAは、株式投資の記事に書いているように、2014年以来、SBI証券の口座に追加の入金は一切せず、また、譲渡益や配当は出金せずに再投資しているので、上記の預金の増減には影響しない。
また、iDeCoは、退職してから毎月1万円を、iFree 8資産バランスインデックスファンドに拠出している。
この拠出分は、預金から減ることになる。
あと、iDeCoはもう一つ、毎月5万7千円を、節税のためiDeCoの定期預金に拠出しているが、これは、拠出先が元本保証の定期預金なので、預金額の合計にカウントしている。
まとめると、
紙の資産への投資 預金の増減への影響
株式投資(NISA) 入出金しないので影響なし
iDeCo(8資産バランス) 拠出分は預金減。ただし、毎月1万円
iDeCo(定期預金) 預金としてカウントしているので影響なし
このように私の場合、預金から紙の資産への移動がほとんどないので、上記の預金の増減は不動産からのキャッシュフローで生活支出を賄えているのかを、ほぼ示していることになる。
2023年の株式投資(NISA)の成績と2024年の運用
上記、預金の増減とは独立して入出金せずに運用を続けていた、株式投資(NISA)の2023年の成績についても記しておく。
2023年初めのSBI証券の口座の評価額は144万円であったのに対して、2023年末の評価額は213万円と、1年通してプラス69万円、48%増の成績であった。
2023年の日経平均は、昨年末比7369円(28.2%)高の3万3464円で年末の取引を終えた。
私の成績は日経平均の28.2%増に対しては良い成績だが、(株式投資)7万円スタートから200万円達成 で書いたTOBが無ければ、日経平均の伸びに負けていた。
2023年は8月にNISA枠を使い切ってしまい、それ以降は株を買わなかった。2024年はNISAの枠が120万円から240万円に拡大したので、NISA枠の使い切りの心配も無くなった。
2024年の株式投資は、NISA枠拡大の恩恵があるとはいえ、私の投資法自体が再び損切りを実施する&自身の株式投資について考える で書いたようにいい加減な方法なので、これまで通りにあまり気負わずに、特に目標は設定せず、淡々と運用を続けようと考えている。
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