以前に書いた2月の損切り以降、取引することなく放置していた株式口座だが、ブログ休載中の8月に1銘柄売却した。その結果、株式口座の評価額は、ようやく200万円を超えるところまで来た。
はじめに
拙著知識も手間も不要!NISA口座だけで7万3千円を6年間で100万円にした私の方法 (弱小大家父さん出版) において、「取引した銘柄の情報はブログには書かない」との旨を記載したが、今回の取引では、評価額が急に増えているため、「このジジイ、7万3千円から追加入金はしないと言ってたが、実は追加入金したんじゃね?」と思われそうである。
そのため、今回は例外的に、取引した銘柄をブログに記載することにする。
突然のストップ高の連騰
8/14(月) 15:00過ぎにSBI証券よりアラートメールが送られてきた。1月に買ったAmidAホールディングス(7671)の株価の上昇を示すものであった。15:00にいきなり前日終値+80円の545円でストップ高となった。
株式口座150万円超えで初期投資の20倍を達成 で書いたように、1月の売却によって株式口座の150万円超えを達成したのだが、その売却によって得た資金の再投資として、AmidAホールディングス(7671)を今年のNISA枠で購入した。
購入時の株価は451円で、900株ほど買い入れて、放置をしていた。
それが、突然、ストップ高になり、とりあえず、なにが起きているのか様子を見ようとSBI証券の口座にログインして、この銘柄の板を見てみると、ストップ高の545円に恐ろしい数の買い注文が残っていた。
これは、明日もストップ高だなと安心して、翌日、8/15(火)を迎えた。
この日も、おそらくストップ高だが、万が一、ストップ高から崩れてきたときは対応しようと、9:00前にSBI証券の口座にログインして、この銘柄の板を注視した。しかし、この日もストップ高の645円に恐ろしい数の買い注文が入っているだけで、値が付かない。
15:00に少々取引があり、AmidAホールディングス(7671)は、この日もストップ高の645円で終値となった。
取引注意情報が!
この分では、翌日もストップ高の745円は間違いなしだが、いったい何が起こっているのか気になってきた。
そのため、SBI証券のサイトで、この銘柄の情報をよく見てみることにした。すると、この銘柄の情報に、『取引注意情報』とのサインがあり、何かヤバいことでも起きているのかと、それをクリックしたところ、次のような情報が目に飛び込んできた。
翌8/16(水)の値幅上限値を745円から1045円に拡大するというものだった。
意味が分からず、そのページを下にめくっていくと、次のような情報が!
ここに来て、ようやく、放置していた銘柄が公開買付銘柄となっていたことを知ったのだった。
PTSで売却を進める
このTOB(公開買付)の取り扱いは、みずほ証券とのことで、SBI証券は取次不可とのことだった。
ネットで調べる限り、TOBの場合、市場価格も公開買付価格に近い値まで騰がるという。みずほ証券に口座開設してまで公開買付に応募するのも面倒なので、市場価格が公開買付価格の近くになるなら、売ってしまおう考えた。
ちなみにPTSではいくらくらいになっているのかと見てみると、すでに上限拡大されていて、公開買付価格マイナス3円の948円前後の株価を付けていた。
PTSの板を見ながら、948.5円付近の買いが出たときに、100株、100株とチマチマ売却して、なんとか900株すべてを売却した。
こうして、この銘柄で約44万8千円の譲渡益を得た。NISA口座なので、この譲渡益は非課税である。
TOBのおかげで、200万円を達成
売却から数日後、自宅に角2封筒の郵便が親展で届いた。親展でこんなデカい封筒はなんなんだ?と見てみると、「公開買付関係書類 在中」と書いてある。
裏は公開買付者のラクスルとの連名になっている。保有銘柄がTOBとなったのは初めてだったので、こんな案内が来ることは知らなかった。しかし、すでに売却済みなのだが…
今回のAmidAホールディングス(7671)の売却後、今年のNISA枠の残りを使って買い入れた株が少々騰がり、8/29(火)に株式口座の評価額は200万円に到達した。
拙著知識も手間も不要!NISA口座だけで7万3千円を6年間で100万円にした私の方法 (弱小大家父さん出版) に書いたように、7万3千円を運用して100万円に到達したのが、2020年11月。そこからさらに、追加入金せずに運用し、2年と9ヶ月で倍の200万円に到達した。
正直に言うが、TOBになるまで、この会社が何をやっている会社か知らなかった。
再び損切りを実施する&自身の株式投資について考える でも書いたが、優位性が全くないこの投資法がどのような結末を迎えるのか、今後も継続して運用して、結果を見たい。
ちなみに、現在の評価額は213万円となっている。これは、その後に配当を受領したり、少々騰がった銘柄の売却を行ったためである。
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