一般道走行で大阪まで出向き、現地にて、屋根と外壁の修繕項目を決定した。はたして、工事代金はいくらになるだろうか?と不安になりながら、帰りも一般道走行で東京を目指した。
見積もりが出る
前回、「屋根が壊れていますよ」と知らない業者に言われた話 その3 での大阪市物件の現地調査の後、道の駅で仮眠を繰り返しながら、行きと同様の一般道走行でなんとか帰宅した。
体の芯まで疲れ切った。
「仕上がりは見に行かなくていいや。屋根はどのみち自分の目では見られないし」
一般道往復はもう懲り懲りと、心底思うのであった。
そして、数日後、不動産賃貸仲介店の管理部から、見積もりがレターパックで郵送されてきた。
合計、約120万円。
なかなかシビれる金額だ。
ちょうど7月末に退去になる千葉県の浄化槽物件の原状回復と下水道接続工事で想定していた出費とほぼ同額である。
預金額の増減 2025年上半期 完全に崩壊する で書いたように、今年は6月末までの半年間で、すでに収支均衡が崩壊しているのに加えて、今度の大阪市物件と浄化槽物件の出費。
「もう終わった」
敗戦を迎えた感じがするが、立ち止まるわけにもいかず、とにかく先に進まなければならない。
また、見積もりと合わせて、工程表と、さらに、屋根と外壁の色見本も同封されていた。
工事は全9日間。色見本だが、外壁の色は実際に塗ってみないとよく分からないなぁと思いつつ、これがお勧めの色なら特に変更する必要もなしと思い、すぐに管理部の責任者に電話をして、このまま発注したいと伝えた。
建設業者から発注書が来るので、サインして送り返してほしいとのことだったので、そちらも後日、対応し、工事が執り行われることとなった。
工事が始まる
工事が始まって5日ほど経ったところで、管理部の責任者から電話が掛かってきた。
「やばい、なにか不具合か?追加工事でさらなる出費か?」
と身構えながら出てみると、
天気が良くて、予定より前倒しで進んでいる、建設業者が中間金の支払いを求めているがよろしいかという内容だった。
了承したところ、翌日、建設業者から工事の進捗状況の写真と中間金の請求書がレターパックで到着した。
送られてきた写真から、屋根塗装と外壁塗装は出来ている様子が分かるが、紙に印刷した写真だと、仕上がりの美しさはよく分からない。
屋根の修理の状況が分かる写真もあり、瓦の破片が残っているところは元の場所に貼り付けて、その上から塗装、破片がないところは、欠けたまま上から塗装されている様子が見て取れた。
「まあ、問題なし」
中間金約80万円を振り込むことにしたが、ネットバンキングの限度額が50万円なので、仕方なく、翌日に銀行まで行き、窓口で振り込みを行った。
もう、どうでもいいや
ちょうどその頃、千葉県の浄化槽物件の退去立ち会いを行い、内装は予想していたよりはキレイな状態だったが、植栽や雑草が伸び放題でたいへんなことになっていた。
また、浄化槽を潰して、本下水に接続する工事も実施するつもりで、やることがてんやわんや。心はすでに大阪市物件から離れていた。
「あとは残りの金額を振り込むだけだしな」
もう、終わったものとしていた。
そんな状態の中、管理部の責任者から電話が掛かってきた。
「明日、足場が外れるそうです」
「そうですか。ありがとうございます」
「最後、確認してほしいのですが、いつなら大阪に来られますか?」
大阪往復にはもう懲り懲りな思いと、すでに心は千葉の浄化槽物件にある私は、
「見たって、足場はもう外してしまってあるし、あえて見なくてもいいですよ」
と軽く拒否したところ、
「不具合あれば、もう一度、足場を建てさせてやり直させますので、一度、見に来てください」
と、引かない。結局、8月初旬に現地に行くことになった。
再び一般道にて大阪を目指す
現地での待ち合わせ時間は午前11時。ふたたび、前日の午後10時に車を走らせ始めた。
前回は得体知れない問題に対してのアドレナリンが出ていたのか体が軽かったのだが、今回はまったく出ていないようで、体が気だるい。
「こんなんで、大阪まで往復するのか」
それでも辛うじて一般道徹夜走行で、物件近所の時間制のコインパーキングに到着。
そこから歩いていくと、ちょうど11時ジャストに現地に着いた。
管理部の責任者と建設業者の若者はすでに現地にいた。
物件の担当者は少々遅れて来た。
これが大阪市物件?
物件を見てみて、思わず目が覚めた。
新築のようにカッコいい。
私自身、物件の外壁塗装をしたのは初めてであり、こんなに美しくなるのかと、少々、感動した。
たいへんだったが、大阪まで来て良かったという思いに満たされた。
他の物件も外壁塗装をやりたくなってしまった。しかし、費用を考えると、簡単には出来ないが。
建設業者の若者によると、隣との間隔が狭いので、雨樋を塗るのがたいへんだったとのことだった。確かに困難な工事だったと思う。
工事の出来に特に問題は見当たらず、きれいに仕上げていただき、ありがとうございます、このまま残金支払いますと言って、散会となった。
現地滞在時間10分。
夕方になって道路が混む前に、四日市市〜名古屋市の間を通過しておきたいと考えて、すぐに引き返した。
この日も暑い日で、帰りに奈良公園を通ると、鹿たちは日陰で座っていた。
なんとか道路が混む前に名古屋市を通過し、その後は、道の駅で仮眠を繰り返しながら、東京の自宅に無事に到着したのだった。(続く)
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