2023年12月か2024年1月に、物件前の私道の下水道布設工事が行われることとなった。その工事が着工中または完了したと思われる2024年1月の下旬の話である。
工事が完了したか電話で問い合わせる
前回浄化槽の一戸建てを本下水に接続した話 その2 で書いたように、工事の予定は2023年12月か2024年1月とのことだったので、1月の下旬にそろそろ工事は終わっているのだろうか思い、市の下水道課に7度目の電話をしてみることにした。
「前に12月か1月と伺いましたが、工事は終わりましたか?」
と担当者に聞いたところ、物件前の私道の工事は早くて3月、遅くても5月という驚きの回答だった。
12月に送られてきた「公共下水道工事のお知らせ」には、工事期間は2024年3月下旬まで(予定)と書かれていたが、いきなりの遅延である。
もう、提出するものは提出したし、入居者へお手紙を送ったし、この後、細かく工事の進捗を追っても意味はないように思えてきたので、ここからは、放置を決め込むことにした。
放置をしていたのだが…
工事は遅くても5月と言われていたが、「どうせまた伸びるだろう」と5月が過ぎても、放置し、そのまま、8月を迎えた。
お盆前のある日、これまで市から特に連絡はなかったが、そろそろ工事が始まるのだろうかと急に気になってきたので、1月以来の通算8度目の電話を掛けてみた。担当者に、
「工事の状況はどうなっています?」
と聞いたところ、6月に実施して、みなさんが協力してくれたので無事に終わったとのことだった。
「工事はもう終わっていたんですか。受益者負担金はまだ払っていませんが」
と言うと、現在は登録作業中で、登録が済めば、受益者負担金の納付をお願いすることになるとのことだった。
切り替えのリミットを再確認する
「受益者負担金を払ったら3年以内に切り替えないといけないんですよね?」
と、前の担当者にも聞いた切り替えのタイムリミットを再確認したところ、新しい担当者は、
「必ずというわけではありません。それぞれのご家庭の事情もありますので」
必須じゃないんかーい!と内心思いつつ、お礼を言って電話を切った。
切り替え必須でなければ、切り替え工事を行うのは、浄化槽がダメになるか、入居者から工事に協力するから切り替えてほしいと訴えてきたときか、入居者が退去してからでいいやと、当面、放置を決め込むことにした。
ここからが長い
2024年の6月に工事が完了したものの、その年の年末になっても、受益者負担金に関する連絡は無かった。
私もすぐに切り替える気も無かったので、市の下水道課に電話することもなく、放置した。
そして、翌年2025年の4月にようやく市から角2号封筒が届いた。6月に工事が終わってから、約10ヶ月。
「えらく時間が掛かったな。これで、受益者負担金を払って終わりか」
と思いつつ封を開けると、
「公共下水道事業受益者負担に関する申告書の提出について」
というプリントが入っていた。
受益者負担金は土地の所有者でなくても、賃貸借、使用貸借など、その土地を利用している人でも支払えるので、誰が支払うのか申告をするものであった。
私の場合、土地の所有者の私が支払うので、特に記入するところも少なく、さらさらっと書いて、返送した。
市から初の電話あり
その数日後、外出中に市の下水道課から電話が掛かってきた。
こちらからは、これまで8回電話したものの、向こうから掛かってくるのは初めてである。なにか問題が発生したか?と身構えつつ出てみると、これまで聞いたことのない女性の声で、
「申告書に一括納付か分割納付か書かれていなかったんですけど、どちらにしますか?」
私は、そんな選択をするところがあったっけ?と思いつつ、出先であったので、
「すみません。書き忘れてしまいました。一括にしたいんですけど」
と答えた。
「分かりました。一括で処理しておきます」
「お手数お掛けしまして、すみません。お願いします」
特に大きな問題ではなく、短いやり取りで終わった。
そんなことがあるのか
しかし、今、この文を書くために、提出した「公共下水道事業受益者負担に関する申告書」のコピーを見てみると、一括納付と分割納付を選択する欄は無い。
なにか書き方はあるのかと見本を見てみると、見本には、一括納付と分割納付を選択する欄が小さいながらも存在していた。
提出する申告書において、選択する欄が欠落したようである。
役所はなぜ欄が欠落したことを最初に謝らず、「書いていませんよ」と、まるで、こちらのミスのように扱うのか、元会社員の感覚からすると不思議でならない。
ヘコヘコ謝って損した気分である。
待ちに待った納付書
ヘコヘコ謝った2ヶ月後の2025年の6月。ついに市から
「公共下水道事業受益者負担金・分担金決定通知書」
「公共下水道事業受益者負担金・分担金納付書兼領収書」
が到着した。工事完了からここまで1年掛かったことになる。しかし、これで、受益者負担金を払えば、これまで8回も電話を掛けた市の下水道課との関わりはもうない。
「納付書兼領収書」は、銀行の窓口でしか支払えないのだが、これが、「すんなり払えるのだろうか?」と不安になるような、A4サイズの異様なフォーマットである。
とにかく支払ってみる
6月下旬のある日、「納付書兼領収書」を支払うために最寄りのメガバンクまで出向いた。
銀行の受付の女性に納付書を見せたところ、「こんなもの、これまで一度も見たことないぞ」というような反応で不安になった。
受付の方は納付書を持って奥に行ってしまった。しばらく、放置されていた後に、番号札を渡された。
窓口の女性の方も、同様に「なんだこれは?」という反応で、少々、待たされたが、なんとか納付は完了した。
物件を購入して最初に市役所に電話してから約6年。最初の角2号封筒が届いてから約3年。これで、ようやく土地だけは浄化槽物件から本下水物件に昇格した。建物は公共ますに接続する工事を行っていないので、いまだに、浄化槽物件である。
その10日後の7/3、入居付けした不動産賃貸仲介店から、今の入居者が7月いっぱいで退去するという連絡を受けた。(続く)
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